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セサミ4が高コスパのスマートロックだからエントリーにおすすめ【レビュー】

 

 

sesame4を購入してしばらく使ってみたので、感想をまとめようと思います

 

 

sesame4の基本機能

  • スマホアプリからの解錠・施錠
  • NFCタグによる解錠・施錠
  • 手ぶら解錠
  • 解錠・施錠の履歴確認
  • 時間経過によるオートロック
  • ゲストキーの発行
  • 遠隔操作(Wi-Fiモジュール必須)

 

 

生活はどのように変わったのか

 

不安が減る

出先での「カギ閉めたっけ...」がなくなります

解錠からの時間経過によりオートロックされますし、Wi-Fiモジュールがあればスマホから施錠状況をどこにいても知ることができます

 

また物理鍵を失くしてもスマホで家に入ることが可能になります

 

こういう小さなストレスの蓄積をせずに済みます

 

物理鍵もスマホも触らずに鍵が開く

「手ぶら解錠」の機能を使えば位置情報とBluetoothによって、玄関の前に到着すると鍵が開きます

 

オートロックと手ぶら解錠で、家を出る時も入る時も、鍵を使用することがなくなりました

 

魔法か…?

 

履歴でちょっと安心

解錠・施錠時にアカウント名と時間が記録されます

手動で開けた際は、手動解錠と表示されます

 

入出記録が残るため、実家の両親の安否確認なんかにも使えそうですね

 

また外出時、記録がなければ”少なくとも”玄関からの空き巣は入っていないということになります

心配性の方にもおすすめかも

 

 

 

悪い口コミについて

 

電池がすぐになくなる

sesameは電池残量ではなく、電圧をパーセンテージで表示しています

そのため低温状態だと数値が下がります

また連続稼働させてりしても100%→80%等になりますが、そのうち100%に戻ります

 

ただ電池でモーター駆動のため、多少の覚悟はしておくべきだと思います

CR123という電池のため、近所で置いてある店か通販サイトを把握しておいほうがよさそう

 

ちなみに電池は100%がずーっと続き、残量が少なくなると突然40%になったりします

リチウム電池の特徴のようです

 

Wi-Fiモジュールがうまく作動しない

ACアダプタと距離が近く、ノイズを受けやすいようです

通信が途切れたり安定しない場合は、ACアダプタを疑ってみましょう

 

そのため下記のような対策がおすすめです

・ノイズの少ないACアダプタを使う(iPhone付属のものが評判)

・USB延長コードを使いACアダプタから距離をとる

・USB延長コードにフェライトコアをかませる

・電子レンジなどから離して設置

 

またWi-Fi関係はルーターが悪さをしていることもよくあります

設定を見直したり、接続機器が多すぎないか等のチェックが必要です

 

私はiPhoneのアダプタを使っていて、非常に安定しています

 

手ぶら解錠が不安定、家の中でも解錠される

手ぶら解錠の仕組みは

  1. 指定したエリアから出る
  2. 指定したエリアに入る
  3. 指定したエリア内かつ、sesame本体のBluetoothスマホが接続
  4. sesame解錠

 

スマホの位置情報を定期的に確認させている状態です

ここで「アプリの最適化」等のスマホの機能が働いていると、セサミアプリが思うように動作しないので、そういった機能はオフにしてみると解決するかもしれません

 

他に不安定になる要素は、位置情報と指定したエリアとBluetoothです

 

まず位置情報はスマホの取得する位置情報を頼りにしています

そのためアプリには”正確な位置情報”取得の権限を与える必要があります

 

次に指定したエリアについては、範囲が狭すぎるとGPSのブレによってエリアに出たり入ったりする判定を受けます

家の中でも解錠されるのはおそらくこれが原因

そうしたブレを考慮した、少し広い範囲を設定しましょう

 

最後にBluetoothですが、玄関のドアを挟んでの通信となるため、全面金属製で分厚いドアなんかだと通信の妨げが大きいかもしれません

この場合は...Taskerなどの外部アプリを使用した、少々難易度の高いセッティングが必要かもしれません

 

 

うるさい

製品発表の際にCEOが「騒音が80%減!」と発言したようですが、ちょっと言いすぎだと思います...

ただこれだけ小さい筐体で、それなりの速度でモーターが解錠していると考えれば自然な音量です

私の感覚では「モーターが2秒回る音」ですね

 

 

アプリが不完全

アプリには改善の余地があります

 

普通に困るのがこの2つ

  • トグルのみで、解錠と施錠を分けたボタンがない
  • 解錠・施錠を示すアイコンが即時に変わらない、正確ではない

 

現在表示されているアイコンが正しいか分からない状態でトグルボタンを押す

つまり「解錠表示されているため、ボタンを押したら、実は施錠状態で、逆に解錠されてしまった」という事態が起こりうる

解錠と施錠のボタンは分けてほしいものです

 

あとは通知機能があるのですが、これも即時に反応しない場合が半々といったところです

 

 

さいごに

sesame4とWi-Fiモジュール合わせても1万円程度で購入できますので、「スマートロックが少し気になる」という方におすすめです

 

常用する機能といえば、オートロックと手ぶら解錠でしょうか

私も購入前は、それだけのために1万円か~とも思っていましたが、馴染んでみると手放せなくなるものです

 

リモコン、キーパッド、カードキーなどは未だ実装されておりませんが、CEOは検討するとの発言もしているので、今後の発展に期待しています

 

 

また、あと付けでドアセンサーを付けることで、オートロックの利便性を上げることも可能です。こちらの記事にて紹介しています。

namagawaki.hatenablog.jp

 

それでは

 

 

 

伊東